自毛植毛の種類の詳細まとめ
AGAを始めとした様々な薄毛を治療する方法として、専門のクリニックで受けられる自毛植毛があります。
ひと口に自毛植毛と言っても、それぞれのクリニックごとに採用している手術の方法が異なります。
代表的な手術の方法としては、FUT法やFUE法がありますが、その他にもいくつかの手術の種類が存在しています。
植毛の手術を受けるにあたって、自分の納得できる結果を得るためには、それぞれのクリニックで行われている治療法を把握しておいたほうが良いです。
FUT法(毛包単位植毛)
FUT法は、毛包単位植毛のことを指しています。
髪の毛は一本ずつ同じ感覚で生えてるわけではなく、自然の髪の毛は2から3本ずつごとに束(毛包)になって生えています.
毛包単位ごとに移植していくことが特徴で、Follicular Unit Transplantationを略してFUT法と呼ばれています。
FUT法を開発したのは、植毛の先進国であるアメリカで、現在では日本のAGAクリニックでも広く採用されています。
近年の日本や世界で行われている自毛植毛の中で、最もスタンダードな方法と言えます。
高密度の移植を実現できる
科学的に分析して、グラフトを切り取ってから最適な頭皮の場所に植えていきますので、高密度の移植が可能です。
そのために定着率の高さにもつながっており、95%を超える定着率を誇っているクリニックも存在しています。
日帰りが可能
FUT法を採用しているAGAクリニックであれば、高度な医療機器が設置されていますので、入院することなく治療を行えます。
従って、手術を受けた日のうちに日帰りできる点がメリットです。
手術にかかる時間は、5~7時間ほどかかります。
最新技術を使用している
毛包単位で毛根を採取して植毛する方法が、FUT法の自毛植毛となります。
毛包は髪の毛の最小単位となりますが、この毛包単位ごとに移植するためには最新の技術が必要です。
仕上がりが綺麗
FUT法では、最新式の医療技術を駆使した顕微鏡を使用して作業を行います。
そのために人工的に移植したとは感じられない程の、綺麗な仕上がりを実現できます。
高密度の移植を実現
高度な技術を使用しているために、高密度の移植を実現することが可能で、最新式のAGAクリニックではが多くの病院がFUT法を採用しています。
術後の経過
手術を受けた翌日には、通常の日常生活を送ることが可能です。
手術を完了させてから、すぐに多くの髪の毛が生えてくるわけではなく、一定期間は髪の毛が抜けます。
半年から1年ほどの期間をかけて、自然な仕上がりとなっていきますので、それだけの時間がかかることを把握しておいたほうが良いでしょう。
手術にはメスを使用することになるので、痛みを伴うことが考えられます。
痛みが苦手な人の場合には、どのような麻酔や痛みを軽減するための工夫が行われているか、自毛植毛のクリニック選びの1つのポイントとして確認しておくことをおすすめします。
治療の際には縫合を行いますが、溶ける種類の糸を使用しているクリニックであれば、その後のアフターケアが楽になります。
FUE法(くりぬきグラフト採取移植法)
FUE法は、くり抜きグラフト採取移植法となります。
AGAの影響を受けにくいとされている後頭部から、移植のためのドナーを採取します。
FUE法で使用するドナーは、直径で1mmほどのパンチと呼ばれる機器を使って毛根をくりぬきます。
傷跡が残らない
FUE法であれば、メスを使用することなく切らずに移植ができます。
そのために縫合をする必要がなく、傷跡が残らない点が特徴となります。
大量の移植に向かない
頭皮の一部分を、植毛のためにドナーとして使用します。
そのために、残されている髪の毛が多くあることが必要となります。
薄毛の進行が重度の場合には、数多くのドナーが必要となるために、FUE法による自毛植毛が困難になることが考えられます。
たくさんのドナーをFUE法で採取するには、多くの毛根を使用しなければならなくなるために、手術が終わった後の髪型が限定されます。
ドナー採取の際に頭皮をくりぬく必要があり、毛根を傷つけることなく採取することが重要となります。
技術の高い医師が所属しているAGAクリニックに行く必要があり、また、多くのドナーのを採取を行う際には長時間かかってしまう点も特徴です。
少ない毛根の移植に向いている
FUE法は1回の手術で採取できるドナーの量に限りがあるために、大量の植毛には向いていません。
少ない毛根の量で、ピンポイントに移植したいときに向いている方法です。
広範囲の薄毛対策を希望しているときには、何度も治療を受ける必要があります。
大量のドナーの移植を希望する場合には、平均的に2~3回ほどの手術を受けることになります。
従って、十分に検討してから手術を受けるか決めることが大切です。
医師の高い技術力が求められる
ドナーを採取するときには、パンチと呼ばれる医療機器を使用します。
このパンチは直径1mmほどの大きさしかないために、高い技術力を持った医師が治療を担当します。
実績の少ない良しがFUT法を行ったときには、採取したドナーが切断されてしまうことが多くなり、せっかく頭皮から採取したドナーであっても使えないものが増えます。
患者にとっては使えないドナーがあることは勿体ないと言えますし、体の負担にもなります。
そのためにFUT法の手術を受けるのであれば、十分な実績を持っているクリニックに行くことや、定着率についても確認しておくことが重要です。
ニードル法
ニードル法は韓国で開発された移植の方法で、いくつかの植毛用の針を使用して穴を開けて行います。
ニードル法は仕上がりをきれいにすること可能で、生え際を始めとした狭い範囲で高い薄毛改善の効果を発揮します。
広範囲にわたる手術の場合には、移植を行うことが難しくなることも特徴として挙げられます。
グラフトと呼ばれる移植株を植え込むときに、針のサイズに合ったグラフトを用意する必要があるので、医師の高度な技術力が必要です。
慎重に作業を進めなければならないために、手術に時間かかることが難点と言えます。
i-ダイレクト法
自毛植毛の国内シェア・ナンバーワンのクリニックが、アイランドタワークリニックです。
アイランドタワークリニックが独自に開発した自毛植毛の技術が、i-ダイレクト法となります。
i-ダイレクト法では、高い技術を持った医師が2~3本毛の束を選択して、パンチグラフトと呼ばれる電動の医療機器を使って採取を行います。
メスを使用しないことがi-ダイレクト法の特徴で、その分メスを使用する方法と比較したときに痛みが小さくなることと、体への負担を小さくすることができます。
従来までのFUT法を比べて、極細のチューブパンチを採用していますので、頭皮の組織にダメージを与えることなく移植を完了できます。
まとめ
自毛植毛の治療を受けようと思ったときには、それぞれのクリニックごとに採用あれている手術の方法に違いがあることを知っておくことが大切です。
自分のニーズに適した治療法を行っているクリニックで、手術を受けることをおすすめします。
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