デュタボルブの効果や価格、飲み方の情報
2022/01/26
デュタボルブは日本で承認を受けているザガーロと同じ有効成分の、デュタステリド使用のAGA改善薬です。
内服タイプの薬で、アボルブのジェネリックに分類されます。
服用することで、男性ホルモンの作用を抑制して薄毛を改善します。
前立腺肥大症の治療薬としても有効で、残尿感、頻尿の改善にも役立ちます。
開発している製薬メーカーは、フィリピンのロイドラボラトリーズ社です。
ロイドラボラトリーズ社は、年間の売り上げ1億ドルを達成している製薬メーカーで、ミノキシジルタブレットや肥満治療薬のアルファストなどを製造しています。
種類
デュタボルブの種類は、有効成分が0.5mg含まれているものがあります。
病院で購入することはできませんので、入手するには通販を利用することになります。
個人輸入代行を行っている通販サイトであれば、デュタボルブを扱っており、先発薬よりも安値で購入できるメリットがあります。
価格
デュタボルブの個人輸入サイトでの販売価格は、1箱(30錠入)で約2050円です。
1錠あたりの価格では約68円となります。
病院で処方が可能なザガーロは、1錠あたり約316円です。
個人輸入の通販サイトで販売が行われている先発薬のアボルブは、1錠の価格が約105円ですので、ジェネリックであるデュタボルブのほうが半額程度の価格で入手できます。
他のジェネリックとの価格の比較
成分の用量 | 1錠の価格 | |
デュタボルブ | 0.5mg | 約68円 |
デュタス | 0.5mg | 約41円 |
デュタステリド | 0.5mg | 約46円 |
アボルブのジェネリックとして有名なものは、デュタスとデュタステリドです。
通販での価格は、デュタスが1錠につき約41円、デュタステリドが1錠約46円で買うことが可能です。
一番安いアボルブのジェネリックを選ぶときには、デュタスがおすすめです。
ただし、デュタスは1箱につき300錠入となりますので、まとめ買いをしようと考えている人向きの医薬品と言えます。
デュタステリドは1箱あたり100錠入ですので、100錠で十分という人はデュタステリドを選んだほうが良いでしょう。
飲み方
1日1回、0.1~0.5mg分(5分の1から1錠分)を水やぬるま湯と共に飲みます。
目安の服用量は1日につき0.1mg(5分の1錠)となりますが、必要に応じて最大0.5mg分まで増やすことが可能です。
最大の服用量は1錠までですので、2錠以上を飲むことはできません。
飲み忘れてしまったときは、思い出したタイミングで服用が可能ですが、2日分をまとめて飲むことは禁止されています。
1錠を飲んだ後には、次の服用までに24時間空ける必要があります。
服用の時間帯は決まっておらず、自由に飲むことができます。
食事を摂取することで薬の効き目が弱くなることはないために、食後でも食前でも自由に服用できます。
ジュースやコーヒーと併用することができます。
グレープフルーツジュースは薬の作用を弱める可能性があるので、一緒に飲むことは控えておいたほうが良いです。
アルコールとの併用も問題ありませんが、飲み過ぎることで血流が改善されて気分が悪くなる場合があるので注意したほうが良いでしょう。
1錠あたり0.5mgの成分が含まれており、薬の効き目が強いと感じるときは分割して飲むことがおすすめです。
分割するときには、薬剤から成分が飛ばないように注意することが大切です。
服用期間
他の薄毛治療薬と同様に即効性はありません。
飲み始めてから、最低でも半年程度の期間飲み続けるようにしてください。
自己判断で服用を中止することは避けたほうが良く、飲みことを止めるとそれまでの効果が無くなってしまいます。
効果
AGAで薄毛が進行する原因は、睾丸にあるとされるテストステロン(男性ホルモン)と、毛根にある酵素の5αリダクターゼが結合することで、DHT(ジヒドロテストステロン)が生成されることにあります。
髪の毛が成長するには、毛母細胞などから指令を受ける必要があり、毛根は成長期と退行期、休止期のヘアサイクルを繰り返します。
成長期は数か月から5年程度続くことが一般的ですが、DHTが増えるとヘアサイクルが乱されて短い期間で成長期が終わってしまいます。
この影響で髪の毛が細くなったり、短いままで抜けてしまう原因となります。
デュタボルブの有効成分であるデュタステリドには、DHTの生成を妨げる作用があるので薄毛の進行を止めることが可能になります。
デュタステリドの効果で、DHTの生成量を減らすことができると、ヘアサイクルを通常に戻すことが可能になり、成長期を長くして髪の毛を育てることにつながります。
プロペシアに含まれているフィナステリドにも、DHTを減らす効果があります。
しかし、5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型が存在しており、フィナステリドはⅡ型にしか作用しません。
一方で、デュタステリドはⅠ型とⅡ型の双方の働きを妨げる効果があるので、フィナステリドよりも強い薄毛治療の効力が見込まれています。
海外で行われている臨床試験の結果でも、フィナステリドの服用者よりもデュタステリドの服用者のほうが、30%多い割合で抜け毛を改善したというデータがあります。
経緯
もともとは前立腺肥大症を治療する目的で開発された薬で、排尿困難や頻尿の抑制に有効です。
開発過程において被験者の中に、抜け毛の促進を抑える効果があることが報告されたために、今では薄毛治療薬として販売されています。
育毛作用
AGA治療効果が期待できる飲み薬は、脱毛症の促進を妨げることが主な目的です。
従って、育毛作用を向上させるためには、発毛効果のあるミノキシジルが含まれている育毛剤と併用することが推奨されています。
病院でAGA治療薬の処方を受けるときにも、内服薬と育毛剤の両方を処方されるケースが多く、お互いの相乗効果が期待できます。
ミノキシジルを含有している育毛剤は、リアップやロゲインが有名です。
リアップと比較するとロゲインは安値で販売されており、個人輸入の通販サイトであれば送料無料で入手できるのでお得です。
より強い効果を求めている人の場合には、内服薬を試したいという人がいるでしょう。
ミノキシジルを含んでいる内服薬としては、ミノキシジルタブレットがあり、通販サイトより購入が可能です。
副作用
飲むことで、肝機能障害やED(勃起不全、精子量の減少、性欲減退)などが現れることが考えられます。
服用することで性欲が低下したと感じるときは、バイアグラなどを併用することが可能です。
フィナステリドの場合には、服用者の1%の人にEDの症状が現れると言われていますが、デュタステリドのほうが副作用の発症率は低いと考えられています。
薄毛治療を目的としていても、AGA以外が原因であるときは飲んだとしても改善効果は認められません。
女性の方が薄毛で悩んでいたとしても、服用が禁止されています。
高齢者や18歳未満の人も、服用しないことが推奨されています。
授乳中や妊娠している可能性がある女性は、薬に触ることも認められていません。
薬剤に触れることで成分が皮膚から体内に吸収されますので、母乳に成分が移行する可能性があります。
胎児や赤ちゃんの性機能に影響が現れることが考えられますので、薬に触れないように注意してください。
注意点
女性や未成年者が触ることができる環境に、薬剤を保管しないようにしてください。
高温多湿の環境を避けて、風通しの良い場所に保管することがおすすめです。
デュタボルブ | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
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アボルブのジェネリック 1錠あたり約68円の低価格 |
1箱(30錠入) 2050円 |