AGA治療薬

ザガーロの価格や購入方法、飲み方などの情報【AGA治療薬】

男性ホルモンが原因で発症する薄毛のことを、AGA(男性型脱毛症)と呼んでいます。
今までであれば、AGA治療薬というとプロペシアが主流で、病院での投薬治療としてもプロペシアの処方が行われることが一般的でした。

2015年には新薬として、ザガーロ厚生労働省の承認を受けたために、AGA治療を受けられるクリニックで処方が開始されています。

ザガーロに使用されている有効成分は、デュタステリドです。
このデュタステリドはプロペシアに配合されているフィナステリドと比較して、AGAを治療する効果が高いとされています。

もともとは前立腺肥大症の治療薬として作られた成分で、医療用として効果が確認されています。

日本では、ザガーロカプセル0.1mg0.5mgが承認を受けています。

ザガーロを製造しているのは、イギリスのグラクソ・スミスクライン社です。
グラクソ・スミスクライン社は世界的なグローバル企業で、様々な医薬品を製造していることで有名です。

 

購入方法

ザガーロは処方箋薬ですので、一般的なドラッグストアや薬局で購入することはできません。
AGAクリニックであっても、全ての病院が取り扱っているわけではありませんので、事前に確認しておくことをおすすめします。

AGA治療薬の購入方法としては、海外薬を販売している個人輸入代行の通販サイトを利用する方法があります。
しかし、先発薬のザガーロに関しては、個人輸入の通販サイトで購入することはできません。

通販でデュタステリド配合のAGA治療薬を購入するときには、アボダート(アボルブ)を選択することになります。
アボダード(アボルブ)はザガーロと同様の有効成分を使用していますので、薄毛治療の高い効果があると考えられています。

 

ジェネリックとは

個人輸入代行の通販サイトでは、様々なジェネリック医薬品を販売しています。
アボダート(アボルブ)のジェネリック医薬品を選択することが可能で、先発薬と比較したときに価格が安い点が特徴です。

アボダート(アボルブ)のジェネリックとしては、デュタスデュプロストなどを選ぶことができます。

 

価格

先発薬の価格

ザガーロの処方を行っている病院には、AGAスキンクリニックヘアメディカルグループなどがあります。

AGAスキンクリニックでは0.5mg錠×30錠(1か月分)あたりの価格が8200円です。
初回限定で、1か月分の価格が4800円となるサービスが行われています。

ヘアメディカルでは、1か月分の価格が9500円となっています。

平均的に1か月分の出費は、8000~10000円ほどかかるものと考えておいたほうが良いでしょう。

 

ジェネリック医薬品の価格

有効成分の内容量 1錠の価格
ザガーロ 0.5mg 約270~約310円
デュプロスト 0.5mg 約41円
デュタス 0.5mg 約50円

デュタスの通販サイトでの販売価格は、300錠(10か月分)で12100円、1錠あたりにつき約41円です。
デュプロストの通販サイトでの価格は、100錠入(3か月分)で5050円、1錠につき約50円となります。

先発薬と比較して、ジェネリックであれば5分の1以下の安値でデュタステリド配合の薬を購入できます。

AGA治療薬は最低でも半年間ほどにわたって、継続的に服用する必要があります。
そのためにまとめ買いをしておきたい人や、経済的な負担を軽減したいと考えている人は、ジェネリックを選択することもおすすめできます。

 

飲み方

水などの飲料水と一緒に飲みます。

食事による影響を受けることがないために、食前でも食後でも飲むことが可能です。
飲むタイミングについて決められているわけではありませんが、毎日同じ時間帯で飲んだほうが効果が高まると考えられています。

アルコールと併用するときには、飲み過ぎないように注意する必要があります。

1日あたりの服用量は、0.1~0.5mgまでと決められています。
従って、0.5mg(1錠分)以上を1日のうちに飲むことはできません。

1錠を飲んでからは、次に服用するまでに24時間以上の間隔を空けるようにしてください。

 

効果

AGAの要因は、男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)です。
このDHTはテストステロンという男性ホルモンと、還元酵素の5αリダクターゼが結合することで生成されます。

還元酵素の5α-リダクターゼには1型と2型の2種類が存在していますが、プロペシアに含まれているフィナステリドには、2型にしか適用がありません。

しかし、デュタステリドであれば、5αリダクターゼの1型と2型の双方に作用するために、フィナステリドよりも高い薄毛治療の効果が得られると期待されています。

 

副作用

服用者の中には、性欲減退、勃起不全などのED、肝機能障害などの症状が出ることがあります。
勃起不全を始めとするEDを発症したときには、治療のためにバイアグラなどのED治療薬を飲むことができます。

男性専用の薄毛治療薬となるために、女性が服用することはできません。

授乳中や妊娠中の女性は特に薬剤に触れることも認められておらず、薬に触ることで皮膚から有効成分を吸収してしまうことが懸念されます。
有効成分を吸収することによって、胎児の男性機能に何らかの影響が出る可能性があるために、妊娠中の女性は薬剤に触れないようにしてください。

未成年者に関しても服用が認められていませんので、飲むことはできません。

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