女性の薄毛の原因であるFAGAとは
2019/01/15
ある程度の年齢を重ねてくると、女性の方も髪の成長が衰えたり、ボリューム不足になることがあります。
髪の毛の悩みを抱えている女性は多く、現在では600万人ほど髪の毛が薄くなったことを悩んでいる人がいると言われています。
毛髪のハリやコシが低下しはじめている人も、薄毛ではないと思って油断しないことが大切です。
男性の薄毛との違い
男性の場合には、頭頂部や生え際から毛髪が後退していく症状が多くなります。
それとは異なり、女性の薄毛では頭皮全体が薄くなっていく印象を受けるようになります。
進行度合いが速くないことも多く、少しずつ毎日の日常生活の中で頭皮が薄くなっていくために、気付いたときにはかなり進行していることも少なくありません。
薄毛の対応は早いほど良いと言われていますので、気になったときにはすぐに対策を行うことが重要です。
女性の薄毛の原因
髪の毛の成長速度が低下してしまう要因としては、栄養不足や生理不順、不正出血などが考えられます。
これらの症状が現れてしまう原因は、ホルモンバランスが乱れていることにあります。
体内におけるホルモンの分泌が乱れてしまうことで、髪の毛にも影響が出て薄毛になってしまいます。
また、女性の場合にも男性と同じように男性ホルモンが体内にありますので、その影響で薄毛が進行していることもあります。
脱毛症の種類によって現れる症状が異なりますので、自分の症状を確認して有効な対策を行うことが大切です。
FAGA(女性男性型脱毛症)とは
男性が薄毛を発症しているときに多い原因として、男性ホルモンによって起こるAGA(男性型脱毛症)があります。
これと同じように、女性も男性ホルモンを持っているために、体内で影響を受けて薄毛になる症状のことをFAGAと言います。
FAGAは、別名でびまん性脱毛症と呼ばれることもあります。
FAGAになる原因とは
体内で男性ホルモンの量が増えてしまうには原因があります。
女性であっても男性ホルモンの量が増加する要因としては、生活習慣の乱れやストレス、加齢などが考えられます。
生活習慣の乱れ
生活習慣が乱れてしまうと、自律神経も乱れます。
それによって、分泌されるホルモンのバランスが崩れて、様々な体調の悪化が起きます。
女性ホルモンが正常に分泌されていれば、男性ホルモンの量が増える心配はありませんが、ホルモンバランスが乱れてしまうことによって影響を受けやすくなります。
ストレス過多
ストレスを過剰に受けてしまうことも、ホルモンバランスを乱す原因になります。
特にストレスの場合には、自覚症状が無いことも多く、気が付かないうちに症状が進行していることもあります。
アレルギー症状が現れたり、肌荒れ、胃痛や腹痛、頭痛などの体調不良を感じるときには、ストレス過多になっていることを心配したほうが良いです。
加齢によるもの
通常であれば、女性ホルモンが分泌されることで、体内の男性ホルモンの量は調節されています。
女性ホルモンの1種であるエストロゲンは、髪の毛の成長に関わっていると言われており、毛髪の成長期を正常に機能させます。
エストロゲンが正常に分泌されていれば、髪の毛の成長を促して健康的な毛髪を育てることに繋がります。
しかし、このエストロゲンは加齢によって分泌量が減ることが知られています。
加齢が原因で体内のエストロゲンの量が減ることで、FAGAになりやすくなると考えられています。
FAGAの主な症状とは
薄毛の部分が広がったり、つむじの部分に薄毛が目立つようになる症状、頭頂部が薄くなる症状などが挙げられます。
男性のように部分的に薄毛が目立つ症状とは異なり、全体のボリュームが無くなっていくことが特徴です。
特に分け目が薄くなっていると気になり始めたときには、FAGAが進行していることを疑ったほうが良いでしょう。
FAGAに有効な育毛剤とは
男性のAGAと同じように、ホルモンの影響によって起きている薄毛ですので、育毛剤による対策が有効です。
育毛剤の種類としては、男性用と女性用に分けられて作られており、性別ごとの特徴に合わせて選ぶことが大切です。
女性の薄毛の場合には、頭皮に負担をかけないように、天然由来の成分を中心として配合しているものや、シリコンなどの添加物が含まれていないものを使うことがおすすめです。
植物由来成分が配合されていて、女性特有の薄毛に対応できる育毛剤としてベルタ育毛剤が人気です。
医薬品の有効成分の力によって、薄毛の進行を食い止めたい場合には、効果が認められているロゲインを使うことが良い対策になります。
ロゲインは世界中の多くの国で使用されているために、高い信頼性がある育毛剤として知られています。
ロゲインには医薬品の成分であるミノキシジルが2%配合されており、血行の促進や毛母細胞に刺激を与える効果があります。